■6年生「てこのはたらき」/1月20日(木)
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理科では、現在「てこのはたらき」について学習しています。簡単に言うと「小さな力でも楽に作業できる」という仕組みです。例えば、釘を抜く際に使うバールも、このてこのはたらきが関係しています。今回は実際に5kgの重さを使って、どのように持ち上げれば一番楽に持ち上げることができるのかを、体験してもらいました。てこには「支点(棒を支える所)、力点(力を加える所)、作用点(力が働くところ)」 の三か所があります。実験では、この三つの条件のうち、二つは固定し、一つだけ動かして、どの部分が一番楽に持ち上げることができるかを考えていきました。少しずつずらしていくと、それに伴って手ごたえが軽くなっていくことを感じました。同じ重さを持ち上げているはずなのに不思議ですね。子ども達も実験を通して、その違いを体感したようです。その結果、てこでは「支点から力点までの距離が長いほど、支点から作用点までの距離が短いほど」小さな力で持ち上げられることが分かりました。 これを知っていれば、日常生活の中でも、重いものを持ち上げるときに役に立ちそうですね。
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