6月4日(日)に湯浅町で「和歌山県中学生熟議」が開催されました。これは、県内の中学校の生徒会役員らが集まり、それぞれの取り組みについて紹介するとともに、身近な活動についてグループに分かれて議論するというものです。今年度は県内13校47名の中学生が参加し、光洋中学校からは3年生の池ノ本くんと平見(乃)さん、平見(月)さんの3名が参加しました。
今回の熟議のテーマは「南海トラフ地震に備え、中学生ができること」で、まず、南海トラフ地震の基礎講座を受けたのち、湯浅中学校の防災の取り組みについて発表を聞きました。それから、9つのグループに分かれ熟議を行いました。各グループでリーダーと記録係を決め、また、それぞれのグループの中で内容やまとめ方を考えて進めていました。多くの班は、地震の発生前・発生中・発生後で中学生にできることを考えていました。他には、紀北・紀中・紀南でできることが違うのではと考える班や、中学生が防災で学んだことをポスターやチラシ、SNSで多くの人に伝える方法について考えた班もありました。
光洋の生徒も最初は緊張していたようですが、自分の意見を聞いてくれたり、考えを深めていく中で笑顔が絶えず出て、楽しそうに熟議を進めていました。
この経験を光洋中学校の生徒会活動の発展につなげていってくれたら嬉しいです。