7月12日(金)、国立極地研究所 副所長 榎本浩之さんにお越しいただき、3年生を対象に「南極・北極の雪と氷の世界から」というテーマで講話をしていただきました。
新宮出身の榎本さんは、こどもの頃に札幌冬季オリンピックの映像で雪を見て興味を持ったことがきっかけとなり今に至っていること、南極のドームふじ基地の気温は-79℃でドライアイスと同じくらいであること、北極と南極での生活の違いや研究していること等々、たくさんのお話しをしていただきました。最後に、榎本さんから生徒に「地球温暖化を実感するような身のまわりの変化は?」という問いかけに対して、「採れる魚が熱帯化してきている」と答える場面が見られました。講話の後、「このような回答が出てくるのは新宮ならでは。(研究所のある)立川市では出てこない。」とおっしゃっていました。たくさんの書籍やパンフレットもお土産としていただいています。興味のある人はじっくりと見てみてください。また、今後、東京へ行くことがあれば、極地研究所の科学館へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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国立極地研究所 (nipr.ac.jp)