1月23日(火)に校内授業研究会を行いました。3・4限目は公開授業とし、5限目には2年英語の研究授業を行いました。新宮市教育委員会からも石原教育委員、西教育委員、竹村指導主事に来て頂き授業を参観して頂きました。また、学びの共同体スーパーバイザーの武村先生にも来て頂き多くの示唆を頂きました。
本校の研究主題は『すべての生徒に学びのある授業づくり ~「学び合い」と「聴き合い」を通して~』とし、普段から教材研究や互いの授業を見合う授業研究を行ってきました。
本校の取組は、教員が生徒の実態を把握しながら、全員が身につけてほしい課題(共有課題・教科書の内容)とそれらを使いつつ、これまで学んだことや日常で経験したこと、そして他の生徒からの情報を総合して解いていく課題(ジャンプ課題)を設定しています。基本的には生徒が個々で課題に取り組みながら、分からない事があったり聞きたいことがあれば、班の仲間に聞くといった学び合いの授業を作ってきました。教員は、教科の専門性を生かした課題の設定や授業の中で学びが止まっている生徒には声をかけ、教科書や仲間とつなぐことをします。また、クラス全体が停滞しているときは、教員が一度引き取って、情報を整理し、再び生徒に戻していく。質問に対して答えを言うのではなく、「なぜそう考えたのか?」「どこまで分かって、どこから分からないのか?」などを聞き、一緒に解き進めるスタイルです。
今回は、英語の提案授業でした。ALTの先生に自分たちが修学旅行で行ってきた広島の魅力を紹介するプレゼンを作りました。班の中で互いに発表し、良かったところやアドバイスを付箋に書き出しました。生徒はそれらを参考にし、より良いプレゼンができるように取り組んでいました。